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意匠の保護期間、25年間になる?

意匠の保護期間を25年とする意匠法改正案が2019年の通常国会へ提出されるみたいです。へー。

 

www.nikkei.com


保護期間の他、保護対象や関連意匠の出願時期、一意匠一出願の原則も変わるみたい。特許庁の方でも意匠ってここ数年何かと動きが活発ですよね。

 

私のクライアントはIT企業ばかりなんですが、画面デザインを意匠で保護したいって人に未だにお目にかかったことがなく。保護期間が25年になると、ちょっとはクライアントたちの興味関心の対象になるかな。今までは話題にも登らなかったのが、少し話のネタになって、弁理士があんなこと言ってたなーと少しでも気にかけてもらえればいいな。

  

電話面接で応対記録をもらってますか?

最近の審査官は、最低1回は補正案を見てくれます。電話をすると結構優しい対応にホッとします。

 

これまでの経験から、審査官とスムーズにFAXでやり取り(電話面接)する際のポイントをシェアしたいと思います。

 

1.応答期限まで2週間以上あると安心。

最近は、国内出願も応答期限を気軽に延長できるようになったから、少し気がラクになりましたが、期限まで2週間ぐらいあったら、基本的に審査官は補正案にコメントするのを断れないはずです。

念のため、補正案を作る前に、審査官が見てくれるか電話するとなお良いと思います。審査官が海外出張などの場合もあり、そういう場合は補正案を作ったとしても見てもらえない可能性があります。

 

2.FAXする前に必ず電話すること。

審査官には秘書のような存在の事務員はいません。そして、FAXは審査官のいる場所から離れた所にあります。つまり、補正案を突然FAXしても、審査官がしばらく気がつかないことが多々あります。必ず、審査官に補正案を送ることを連絡しましょう。

 

3.電話の際は出願番号を。発送日よりは起案日の方が良い。

審査官に願番を伝えます。この際、大抵の審査官は、システムに願番を入力して現在のステータスや内容を確認します。ここで、発送日を伝えても審査官にはあまり意味はありません。審査官は発送日で案件を管理してないからです。むしろ、起案日で案件を管理している人の方が多いと思うので、拒絶理由通知に記載されている起案日を教えてあげると、審査官はピンとくるかもしれません。(発送日は応答期限を知らせるためにお伝えするのも重要なのですが)

 

願番を伝えて、審査官に突然具体的な内容を話し出す人がいるのですが、ここで具体的な内容を伝える意味はほぼゼロと思います。審査官は内容をちゃんと覚えてないからw 毎日似たような内容の案件を数件処理しているので、数週間経つと記憶はかなり薄れてますよね。(システムに提出した瞬間忘れるということもあったり。。。)

 

願番と補正案送ります、だけでいいと思います。

 

4.補正案はどんな体裁でもいい。 

補正案って、どんな体裁でもいいと思います。非公式な書類だから。補正書や意見書のフォーマットではなく、普通のwordのフォーマットで、クレーム案と意見の要点だけという人もいれば、正式な補正書、意見書のフォーマットで、内容も提出するときみたいにきちっと書いてある人もいます。ただ、最終的には応対記録として公開されてしまうので、代理人として恥ずかしい形式はやめた方がいいと思います。

 

5.応対記録は送ってもらえる。

審査官から補正案に対するコメントをいただいたら、応対記録を送ってほしいとお願いするとFAXしてもらえます。審査官は代理人等とのやり取りを記録に残さなければいけないので、応対記録という書類を必ず作っています。これはjplatpatでも確認することができるのですが、大抵の審査官はやり取り後、すぐに作成するはずなので、そこでFAXしてもらえます。応対記録があるとクライアントに報告する際もラクですよね。意外に応対記録が欲しいとお願いする代理人はいない印象です。

補正案に対して細かいやり取りがあった場合など、自分の理解と審査官の理解とで乖離がないか確認する意味でも、応対記録はもらっておいた方が絶対良いです。

 

以上、電話面接でのポイントでした。審査官とのやり取りなんて緊張するって人もいると思います。拒絶理由通知では冷たい印象でも、話して見ると、いい人が多いです。電話面接すると中間対応1回分得した気持ちになるし、オススメです。

 

 

 

AIに負けない云々の研修に行って思ったこと(みんな不安なんだねー)

最近、弁理士向けAIに負けない云々の研修に行ってきました。出席者は数百人ぐらいいたのでは、満員御礼な感じ。

 

弁理士はAIに仕事を取られる職業として挙げられてるし、みんな不安に思ってるんだなぁと思った。(そういう研修に行ってる私も同じ穴のムジナなんですが)

 

研修はたっぷり2時間。講師の先生の経歴とか真面目にチェックしてなくて、見た目ご高齢な先生が現れてちょっと驚く。最後まで話は聞いたけど、本だったら読まないなと思った。単位取れたからいいけど。

 

私はAIにできる仕事はどんどんAIがやればいいじゃんというスタンス。現時点でも、出来そうなのは思い当たるし、変わってほしい。

調査はAIが得意そう。荒く調査して文献をピックアップし、精査を人がやるってのは今もすぐ出来そうだし、事務仕事もAIの方が間違いがなさそう。早くAIがやってくれないかなー。

あとクレームは人間が作って、クレームに基づいて実施例はAIが書くとかもいいなぁ。全く新しい技術ってそうそう無いし、大体の発明は先行技術あるもんね。それいくつかに基づいて、クレームに合うようにして実施例書けちゃうんじゃないかなと思う。

 

AIに仕事が持っていかれるかどうかってどっちかって言うと、その業界が政治力あるかどうかじゃないですか?医者のやってる診断自体は、過去の膨大な症例をみることが出来るAIの方が得意そうだけど、いろんな理由をつけて医者は絶対AIに取って代わられないようにすると思う。

 

弁理士も政治的にもっと声をあげたらいいのに。商標は「高度に専門的」だから本人出願ではなく絶対弁理士を通さないとダメとかw 何とでも理由は作れそう。

弁理士は純粋で真面目なんだよね、基本的に。だから、商標が「高度に専門的」なんて言えない・・・。

 

AIに仕事を取られないようにするためには、あの弁理士さんに是非に!と言うお客さまからの信頼しかないですね。

 

非特許文献が読みにくい件について

拒絶理由で引用される文献が非特許文献の場合、特許庁から送付されてくるデータがものすごく解像度が粗くて読みにくいと感じています。

 

審査官が非特許文献をサーチする場合、JDream3などインターネット経由で論文を検索したり、審査官端末で非特許文献データベース使って検索したりなどするのですが、非特許文献データベースで非特許文献を見る場合、基本的に、紙データがスキャンされたものを見ているので、審査官がサーチしている段階ですでに解像度が低い。紙をスキャンしたやつをOCRにかけたテキストデータをサーチするので精度もちょっと悪い。

 

さらに、審査官は非特許文献を引用文献とする場合、その解像度の低い文献をプリントアウトして、それを非特許文献登録してもらうために、担当部署に紙で提出して、さらにそれをスキャンするということをしているんですよね。多分、その二重にスキャンされたものが代理人のところに送付されていると思うから、さらに解像度が低いということに・・・。

 

きちんとPDFデータがあるものに関しては、それを送付したらいいのに、著作権の関係とやらでできないのでしょうか。紙論文をスキャンした画像データなので、読みにくい上に、意見書等で引用するのもちょっとやりにくい。

 

審査官からすると、どういうデータが出願人に送られているか全然知らないから、非特許を引用しようが、なんとも思わないのですが、出願人側からすると、できるだけキレイな画像で送ってくれ〜って感じです。

 

 

非特許文献は電子データがあるものは電子データで欲しいです!

 

って特許庁に要望出したい。

AI/IoT特許の書き方 オススメ本

先月出たこの本、一気に読み終えました。

 

 

すごく勉強になりました!

AI技術の基礎知識とか色々紹介されているんだけど、それはやはりページの関係で説明が省略気味で、詳しくは理解できなかったです。その辺は他の本で勉強します。

 

でも、今までの特許の書き方では通用しないAI特許の事例や、競合他社に効くAI/IoT特許請求項の書き方というところは、大変興味深く、これからクレーム作るときに、ぜひチャレンジしてみたいなと思うところがたくさんありました。

 

AI技術はこれからIT系に限らず、いろんな技術分野で利用されていくと思うので、どの技術分野が専門の弁理士さんにも読んでもらいたいです。

 

 

仮想審査シミュレーション!

人工知能による仮想審査が受けられる、ということで無料版を早速試してみました。

 

人工知能を搭載した『アイピーサムライ(IP Samurai)』は、発明内容(新しいアイデア)をテキストボックスに入力すると、特許分類付与、先行技術調査、発明の内容理解・認定、特許登録可否可能性を実施します。

 

prtimes.jp

 

とりあえず、最近公報が発行されたものの請求項1を適当にコピペして

審査を受けてみました。結果は「B」(まぁまぁ特許になるかも?)

 

無料版だからか、マッチ結果が表示されている引例として何を引いてきてるのか見れないんですよね。なので、実際の精度がよくわからない。ちなみに、分類は公報のと大体あってた。

 

これって、弁理士が使うことを想定しているの?弁理士に頼みたくない知財部が節約のために使うことを想定しているのかな?ゆくゆくは審査官?

 

ちゃんと使い込んでないからよくわからないけど、面白そうってことは言えるw

 

特許庁では、この他にも色々面白そうなサービスを紹介してるから、これも

試してみたい。

知財インテリジェンスサービス(試行) | 経済産業省 特許庁

 

 

オシャレな弁理士(男性編)

スーツが似合う男性はやっぱりかっこいいです。

男の人のスーツは実はかなりチェックしてます。 この人、スーツのサイズあってないなーとかすぐ分かっちゃうし、そんなの論外です。スーツのおしゃれは女性ほど見た目で明らかに分からないんだけど、なので、なおさら細かい点でオシャレが光ると、この人、デキる男ねと思う。

 

政治家のスーツとか、その人の政治家としての能力は別にして、やっぱり素敵と思える人はいる。House of Cards(アメリカの政治ドラマ)の政治家の服は、カチッとした場で着る服のオシャレの勉強になるね。

 

発明のブレストなど発明者とよくやる弁理士はあまりカチッとしたスーツは着てないですよね。

 

リラックスした雰囲気じゃないと良いアイディアでないし、ガチガチな服だとあんまりね・・・。

 

事務所勤務弁理士は開発の現場とか行かないかもだけど、お客さんから相談きたら、なるべくリラックスした雰囲気を感じさせてあげたい。

 

パリッとしたスーツでリラックスは難しい・・・?でもだらしないのはイヤだし。

 

オシャレは難しいね