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気になる実用新案

実用新案は最近めっきり減ったねーと言う話を同僚としてました。

 

特許庁の特許出願等統計速報(平成30年4月17日作成)によると、28年度累計で出願数は、特許319,508件、実案6,432件でした。実案は、大体特許の5分の1ですね。意外に多いと思ってしまったのですが、特許の審査請求が242,033件なのに対し、評価書請求が309件。特許は75%ほどが審査請求するのに、実案の評価書請求は5%以下です。

 

要するに、実案は、本気で権利行使したい人は5%以下なんです。実案は公報に名前が載って満足、とかとりあえず「実登第〇〇号」と商品に記載したい人が使う、と言われる所以です。

 

最近はどんなのが実案登録されてるのかなーと思ってJ-platpatを見てみると、あれ、アップルが結構出してる?!2012年以降で63件出してました。アップル好きの私、これはチェックせねば。

 

ちょっと目についたのが、織物ディスプレイ(実登3199357)。こんなの↓ 

手首に巻かれてるバンドがディスプレイになっていて、スマホと接続することができ、スマホの時計表示とかメッセージを表示させることができるらしい。

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スマホに時間表示されてるんだからバンドに表示させなくていいんちゃう、と言うツッコミもあるけど、なんか面白そう。ちなみに、評価書請求されてて、全請求項について評価は「6(有効な調査を行ったが、新規性等を否定する先行技術文献等を発見できない。)」でした。さすが。この織物ディスプレイがAppleWatchに使われる日は来るのでしょうか。