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人工乳首事件にみる事件名の決め方

優先権の話を弁理士仲間としていた時、人工乳首事件のことが話題に出てきました。

 

「人工乳首事件」とは、国内優先権についての有名な判決で、請求項1のうち、優先権が効かない範囲に拒絶理由がある結果、請求項1自体が拒絶されてしまう、と言うショッキングな判決です。

判決の内容については、ググれば沢山の有益な解説があるのでそちらにお任せするとして、ここでは素朴な疑問を呟きたいのですが、

 

そもそもこう言う事件の名前ってどうやって決めるの?

 

人工乳首って最初ちょっとびっくりしたんです。この事件は出願人がピジョン株式会社で、人工乳首は哺乳瓶とかにつけるやつです。ほとんどのお母さん、赤ちゃんがお世話になります(ウチもお世話になったよ)。なので、製品として大事なものだし、明細書の内容も大真面目でエロな部分は一切ないのですが、みんなドキッとすると思うんですよ!弁理士ってシャイな理系男子が多いから、あまり「乳首」とか公の場で口にすることもないと思うし。

 

今まであんまり気にしてなかったんですが、ちょっと調べてみると、どうも、特許の事件の名前って発明の名称で決めてるっぽい。

 

でも「キルビー特許」は、発明者の名前に由来してるよ?「BBS事件」は?判決文の中の事件番号のままのもあるよね、とかちょっと疑問も残ります。

 

偉い先生が命名すると、それで確定とかになるのかなー。特許に限らず、刑事事件の事件名とかも決め方とかあるのかなーとか、疑問が広がるネタでした・・・。